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エコキュート2020
2020エコキュート
その他については 042-707-7701 ライブプロジェクト株式会社までお問い合わせください。
エコキュートの仕組み・特徴とは?
エコキュートとは、ヒートポンプ技術を利用し、自然冷媒である二酸化炭素(CO2)へ集めた空気中の熱を使って、お湯を沸かす給湯機器の総称です。
正式名称を『自然冷媒ヒートポンプ給湯機』と言います。
「自然冷媒」とは、冷蔵・冷凍・空調などで利用できる冷媒(熱を移動させる媒体となる物)の内、自然界に存在する物質のことを指し、
アンモニアやプロパンなどもその代表格です。
『エコキュート』とは本来、関西電力の登録商標ですが、現在は国内のさまざまな企業で、自然冷媒ヒートポンプ給湯機器の愛称として使われています。
エコキュートの本体構造・仕組み
エコキュートは、以下の2つの機器で構成されることによって、お湯を作り出し、貯めておくことができます。
熱を取り込み、お湯を沸かす「ヒートポンプユニット(室外機)」
給水、および沸いたお湯を貯める役割を担う「貯湯ユニット」
まず、水道管の水が「貯湯ユニット」の下部から汲み取られ、「ヒートポンプユニット」へ送られます。
この「ヒートポンプユニット」は、見た目・性質ともにエアコンの室外機とよく似ており、電力を使用して空気中の熱を取り込みます。
ヒートポンプユニット内に吸収された空気熱は「熱交換器」によって冷媒へ集められます。
冷媒は「圧縮機」で圧力をかけられることによって高温になり、「水熱交換機」へ送られることにより、お湯を沸かす力を発揮します。
そして、沸いたお湯は「貯湯ユニット」の上部に貯蔵され、お風呂やキッチンなどへ供給される仕組みになっています。
このように自然界にあるエネルギーを有効活用するエコキュートは、環境問題の改善に大きく貢献できると期待されているのです。
エコキュートのメリット
「エコ」という言葉の通り『エコキュート』には、環境に良い(エコロジー)、そして経済的(エコノミー)という、大きなメリットがあります。
まずは、その具体的な点を見ていきましょう。
省エネ・創エネ効果があり環境に優しい
エコキュートの「ヒートポンプユニット」は稼動する際に少量の電力を必要としますが、お湯を沸かすために使用するのは主に、再生可能エネルギーである空気中の熱です。
機種によって多少の差はありますが、従来の電気温水器に比べると、使用電力は約3分の1で済むとされています。
電力と自然エネルギーの両方をバランス良く利用することで、効率的に沸騰・貯湯するため、地球温暖化対策などに非常に有効な設備と言えるでしょう。
「光熱費が安くなった!」という声が多数
エコキュートは基本的に、電気代が最も安い時間にお湯を沸かします。
この仕組みを上手に活用することにより「電気代・ガス代ともに今までよりも安くなって驚いた」という声が多数あります。
特に、都市ガスよりも割高なプロパンガスを使用している地域では、ガス給湯器をエコキュートに替えることで光熱費を節約できる可能性が高くなります。
また、ガスコンロをIHクッキングヒーターへ変更した方や、住宅をオール電化にリフォームされたご家庭においては特に、エコキュートが省エネや電気代の節約に大きく貢献している傾向があるようです。
IHとガスコンロどちらが便利?光熱費や交換費用は?
オール電化にリフォームする費用や、メリット・デメリット
「管理しやすい」「子供や高齢者の入浴も安心」という口コミも
「ボタン操作が簡単でわかりやすい」「使う湯量を管理しやすい」という口コミも多く見られます。
また「リビング・キッチンにいる家族と、浴室から通話できるから安心」という方もたくさんいらっしゃるので、幼い子や高齢の方が暮らすご家庭でも、安心して使えるでしょう。
タンクの水は非常時に使用可能
エコキュートの「貯湯ユニット」と呼ばれるタンク内には、常に大量のお湯または水が貯蔵されています。
この水は、「非常用水栓」が取り付けられている商品であれば、停電時や断水時にも取り出すことが可能です。
長時間タンク内に貯めている/タンク内が汚れている可能性がある、といった理由から、煮沸しないと飲むことはできませんが、災害などの非常時に生活用水として役立てることができます。
省エネ効果が高いと評判の『エコキュート』。給湯器を買い換えるリフォームの際に、
候補として考える方も多いことでしょう。しかし「本当にエコキュートは得なのか」「導入費用はどのくらい?」
「タンク内のお湯の量に限りがあるから、管理が大変と聞いたけど……」 といった不安や疑問もありますよね。
そこで今回は、エコキュートの設置にかかる値段・金額の目安や、施工事例・工事期間、製品の種類や選び方、
メリットとデメリット、さらに使用に関する注意点などについて、幅広くご紹介しましょう。
エコキュート設置工事の値段・価格相場
エコキュートを導入する際の費用は、製品の種類やタンクの容量によって異なりますが、約25~73.5万円が相場となっています。
各サイズ・種類ごとの価格帯(本体価格+工事費の合計金額)は、以下の通りです
なお上記の他にも、430Lや550L、コンパクトな180Lや200Lといったサイズがあります。
タンクの容量の選び方を間違えると、頻繁にお湯が不足したり、逆に無駄に余らせてしまったり、ということがあるため、ご家族の人数に合わせて適したサイズを選びましょう。
ご親戚やご友人がよく泊まりに来る/今後ご家族の人数が増える予定がある、といったご家庭であれば、少し大きいサイズを選んだほうが安心です。
また、シャワーを浴びる機会が多いなど、お湯を使う頻度が高い場合にも、大きめのサイズを選択することをおすすめします。
エコキュートの選び方!種類の違い・メーカーは?
エコキュートの種類【給湯専用・オート・フルオートの違い】
エコキュートは機能の違いによって以下のような種類に分けられます。
必要な機能を考慮しながら、一番適したタイプを選びましょう。
〈給湯専用タイプ〉
お湯張りや追い焚きなどの全自動機能がなく、手動で蛇口をひねってお湯を出すシンプルなタイプです。
設置費用が最も安く済むため、とにかく価格を重視したい場合に最適です。
製品によっては、浴槽内のお湯が設定量に達した際に、音声で知らせてくれる物もあります。
〈オートタイプ(セミオート/エコオート)〉
自動で「お湯張り」と「足し湯」ができるタイプです。
「保温」や「追い焚き」の機能はありませんが、その分価格が安く済みます。
お湯張りができれば十分、という方に適しています。
〈フルオートタイプ〉
「お湯張り」「足し湯」「追い焚き」を全て自動で行うタイプです。
お湯の温度や量を設定しておけば、温度が下がったりお湯が減ったりした時に自動で調整してくれます。
ボタン一つで簡単に操作できるという利便性がありますが、あらかじめ設定しておかないと、必要のない時にまで足し湯や追い焚きが行われて光熱費がかかるため、注意が必要です。
〈多機能タイプ〉
ちなみに、メインである給湯機能の他、自動のお湯張りや、床暖房、浴室暖房・乾燥まで一台でまかなえる「多機能タイプ」の製品もあります。
温水式電気床暖房や浴室暖房の設置を予定している、またはオール電化住宅へのリフォームを検討されている場合におすすめです。
エコキュートの主要メーカー
人気があるエコキュート商品を生産・販売しているメーカーには、パナソニックや三菱電機、ダイキン、コロナ、日立などがあります。
企業によって、シャワーの水圧が高い機種や、マイクロバブルバスを楽しめる商品、スピーディーに浴槽にお湯を張れる機器など、色々なタイプの物を提供しています。
保証期間や修理時の対応時間なども異なるので、日々の使いやすさやメンテナンスの手頃さなども考慮して、適した製品を選択しましょう。
エコキュート取り付けリフォームの事例・費用・工期
使用されていたガス給湯器が故障したため、エコキュートを導入しました。
ガスと比べて、安全性の向上や光熱費の節約が期待できます。
電気代が時間帯によって安くなる「電化上手」やオール電化割引を活用できることから、ダイキン製のエコキュートに交換リフォーム。
「沸き上げ制御」や「沸き増し運転」「チャイルドロック」などの7機能を備えた機種を採用しました。
太陽光発電2020
2020太陽光発電まとめ
その他については 042-707-7701 ライブプロジェクト株式会社までお問い合わせください。
はじめに、太陽光発電は本当にお得?
「最近太陽光発電を設置している家が増えたなぁ」と感じていませんか?
実際に毎年全国で約20万世帯が太陽光発電の導入をしています。
では、なぜこれだけ太陽光発電を設置している家が急増しているかというと、環境にやさしいから、というのもありますが、
ほとんどの方は「お得だから」という理由で導入しています。
太陽光発電を導入するためにはほとんどの場合、100万円以上の設置費用がかかります。
経済産業省資源エネルギー庁の資料による
太陽光発電の導入費用は年々安くなっていますが、それでも車を1台買えるほどの金額です。
太陽光発電の初期投資額の負担を減らすためには以下の方法があります。
①ソーラーローンを活用する
②地方自治体の補助金を利用する
③価格の安いメーカーを選ぶ
①ソーラーローンを活用する
太陽光発電のローンである専用の「ソーラーローン」を使えば、初期投資額0円で設置することが可能です。
月々の支払についても、太陽光発電によって得られる電気代削減メリットと売電収入で十分支払いが可能ですので、
実質的には月々のご負担がなく導入することが可能です。
ライブプロジェクトご相談いただく方も大半はソーラーローンを使っています。
もちろん、ソーラーローンの支払いが終わったあとも太陽光発電の経済メリットは続きますので、
ローンの支払いが終わった後は経済メリットだけが残ります。
「費用面の負担なく太陽光発電を導入したい」という方は、無理に一括払いで支払うのではなく、ソーラーローンを利用しましょう。
②地方自治体の補助金を利用する
地方自治体によっては太陽光発電の設置に補助金が支給されることがあります。
再生可能エネルギー等設備を導入される方に補助金を交付します
太陽光発電を検討する際には、地域の補助金があるかどうかを確認するのを忘れないようにしてください。
ちなみに、以前は国も補助金を支給していましたが、現在は至急をしていません。
しかし、国が補助金の支給を終えたのは、太陽光発電の設置費用が昔より安くなっているのが理由です。
以前に比べて費用対効果が悪くなったわけではありませんので、その点はご安心ください。
③価格の安いメーカーを選ぶ
同じ容量の太陽光発電だとしても、メーカーによって価格が大きく異なりますので、
設置費用を抑えるためには、価格の安いメーカーを選ぶという方法もあります。
具体的には、Qセルズといった海外メーカー、もしくはネクストエナジーのような新興メーカーがコストで非常に優れています。
太陽光発電にはこんなにたくさんのメリットがあります。
メリット1.
電気代が削減できる
ほとんどの方が太陽光発電を導入することで得られるメリットとして、
最初に思い付くのが電気代が削減できるということではないでしょうか。
太陽光発電を導入すると、電力会社から購入するはずだった電気を、太陽光発電でまかなうことができるので、
その分の電気代を浮かせることができます。
様々な流行によって、在宅時間が増える傾向にあり、電気代が高くなることを不安に感じている方も多いと思いますが、
太陽光発電があれば、電気代の不安をだいぶ解消することできます。
ただ、太陽光発電の導入検討者から「どれぐらいの設備を導入したら電気代がタダになりますか」ということをよく聞かれますが、
厳密にはどんなにたくさん太陽光パネルを設置しても、電気代の請求が来なくなるということはありません。
なぜなら、太陽光発電に限らず、性質上「電気」は貯めておくことができないため、
太陽光発電が発電していない時間帯には、電力会社から電気を購入する必要があるからです。
とはいっても、太陽光発電で作った電気は国に売ること(売電)が可能です。
電気代削減分と売電収入を組み合わせることで電気代を「実質無料」にすることは十分可能です。
節電意識も高まる
ちなみに太陽光発電を導入すると太陽光発電の電気が使えるから電気代が安くなるというだけではなく、
節電意識が高まり、電気使用量自体が1割ほど少なくなると言われています。
なぜなら、使わずに余った電気は売ることができるため、節電に意識的になるからです。
メリット2.
再エネ賦課金が削減できる
太陽光発電を設置すると、電気使用料だけでなく、再エネ賦課金も削減できます。
再エネ賦課金とは再生可能エネルギーを普及させるための費用で、全世帯が購入する電気使用量に応じて課金される仕組みになっています。
ちなみに2020年5月以降の再エネ賦課金は2.98円/kWhです
標準的なご家庭でどれぐらいの負担になるかというと、
一ヶ月の電力使用量が260kWhの需要家モデルの場合で年額9,298円、月額775円となります。
太陽光発電を設置することによって、購入する電気使用量が少なくなれば、再エネ賦課金の負担額が少なくなるのは隠れた金銭的メリットです。
メリット3.
売電収入が得られる
太陽光発電の経済メリットとして、最も大きいのが売電収入です。
経済産業省の資料によると、平均的には住宅用太陽光発電がつくった電気のうち、自家消費されるのは約3割、売電が約7割です。
つまり、太陽光発電を設置することによって得られる経済的なメリットの大部分は売電によってもたらされるということです。
ちなみに標準的なプランであれば、電気代削減額と売電収入を合算した「経済メリット」によって、
だいたい10年程度で投資金額を回収できることが多いです。
「経済効果の計算方法」
電気代削減効果と売電収入をあわせた経済メリットの簡単な計算方法についてご紹介します。
経済産業省の資料によると、標準的な太陽光発電システムの1kWあたりの発電量は1174kWh/年とされています。
1174kWhのうち、約3割の352kWhが自家消費分、約7割の822kWhが売電収入となりますので、
それぞれにパネルのkW数と買電単価、売電単価をかけることでざっくりとしたシミュレーションが可能です。
10kW未満は10年間、10kW以上は20年間が固定買取期間となっており、期間中は同じ売電価格で電気を売ることができます。
また、10kW未満の売電価格に関して、2019年度までは、
出力制御対応機器の設置義務がないエリア(東京電力、中部電力、関西電力エリア)と
設置義務があるエリアで売電価格に差がついていましたが、2020年度からはエリアによる売電価格の差はなくなっています。
また、10kW以上について2020年度から全量売電は不可となり、30%以上の自家消費率が求められるようになりました。
この点については後程産業用太陽光発電に関する項目で詳しく説明します。
太陽光発電は毎年設置費用が安くなっていますので、それに合わせて売電価格も下げられています。
メリット4.
停電しても電気が使える
太陽光発電システムはパワーコンディショナ―の自立運転機能を使うことによって停電時にも電気を使うことができます。
2018年9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震に伴う大停電の際には、
太陽光発電を設置している方の約9割が自立運転機能を使ったとのアンケート結果が得られています。
また、太陽光発電の自立運転機能を使った方からは以下のような声がありました。
自立運転機能を使って良かったこと
冷蔵庫+洗濯機+スマホ4台+テレビが同時充電出来た。
冷蔵庫、携帯の充電、自宅電話、水洗トイレが使用できて良かった
冷蔵庫の中の物を腐らせることなく、その後の食料不足(店が営業してない)を気にせず過ごせた。
自分たちだけでなく、両隣の人にも電力を供給できた。
経済メリットだけではなく災害時の対策としても太陽光は役に立つことが実証されました。
メリット5.
他の投資商品と比べて収入が安定している
他の投資商品と比べて、太陽光発電は収入が安定しているというメリットがあります。
例えば、アパートやマンション経営の場合には空室リスクや、入居者トラブルにより予想外の出費が発生するなどのリスクがあります。
その点、太陽光発電の収入は非常に安定しています。
なぜなら日射量は年単位で考えれば大きく変動することは考えにくいですし、何より国が最初の10年間(10kW以上の設備は20年間)は売電金額を確約しているからです。
10年目以降の売電価格については不確定ではあるものの、最初の10年でほとんど初期投資額の回収は完了しているはずなのでリスクとは言えません。
また、近頃ではシステム全体に15年、パネルの出力に25年の保証をつけているメーカーが多いです。
万が一製品が故障しても、保証期間中は無償で修理・交換をすることができます。
メリット6.
寿命が長い
寿命が長いという点も太陽光発電のメリットの一つです。
寿命が長い主な理由は、太陽光発電には可動部がないからです。
パワーコンディショナーは15年程度で交換が必要になると言われていますが、パネルは30年程度が寿命の目安と考えられています。
寿命の長さを証明するものとしては、パネルの出力保証期間の長さが挙げられます。
メーカーの標準的なパネル出力保証の期間は25年間です。
当然、メーカーも保証期間内に壊れないと想定しているはずですので、最低25年間以上は寿命があるはずです。
メリット7.
夏涼しく、冬暖かくなる
太陽光発電を設置すると夏は涼しくなる
太陽光発電を設置すると、夏にパネル直下の部屋が夏は涼しくなることがわかっています。
夏に涼しくなるのは太陽光発電パネルによって夏の強い日差しが遮られることが理由です。
株式会社ポラス暮らし科学研究所の実験によると、太陽光発電を設置することで野地板裏面温度が10.92度低くなるというデータがでています。
実際に設置した方の話を聞くと、室温では2度~5度程度下がるようです。
太陽光発電を設置すると冬は暖かくなる
ここで、鋭い方は「太陽光発電パネルが日差しを遮ることが夏に涼しくなる理由なら、冬は太陽光発電を設置することでもっと寒くなるのでは」と思ったのではないでしょうか。
しかし、実際には太陽光発電パネルを設置すると、冬には直下の部屋は暖かくなることがわかっています。
これは太陽光発電パネルが放射冷却を抑制するからです。
といってもわかりにくいかもしれませんが、要は太陽光発電パネルが「お風呂の蓋」のような役割を果たすので、室内の暖かい空気を中にとどめておくことができるということです。
メリット8.
ZEHにつながる
ZEH(ゼッチ)という言葉はご存知でしょうか。
環境省はZEHについて以下のように説明しています。
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」
再生可能エネルギーを導入することにより」とあるようにZEHを実現するためには再生可能エネルギーの導入が必須条件です。
一般的な住宅で水力発電や風力発電を導入することは非現実的なため、実質的には太陽光発電を導入することがZEH化の必須条件となります。
ZEHには補助金が支給される
住宅のZEH化は国が強く推進しており、2019年度は70万円/戸と高額な補助金が用意されましたが、2020年度は60万円/戸と、若干減りますが相変わらず高額です。
かつ、補助金予算額はさらに多く取られましたのでより多くの方に補助金が支給されることになっています。
ZEH補助金は予算に限りがある為、必ず受給できるとは限りませんが、ZEHを検討する際にはチェックするようにしましょう。
ハウスメーカーや工務店の太陽光発電は高いことが多い
ハウスメーカーや工務店の太陽光発電の提案は非常に高いケースが多いです。
理由は以下の通りです。
太陽光の設置は下請けに依頼するので中間マージンがかかる
ハウスメーカーや工務店は高くても買ってもらえるので値引きをしない
新築に太陽光発電を設置するとなると、無条件で家を建てるハウスメーカーや工務店に依頼してしまう方もいますが、全てを依頼する必要はまったくありません。
太陽光発電は太陽光発電業者に直接依頼したほうが賢い買い物になることがほとんどですので、ライブプロジェクトと比較してから契約を進めるようにしましょう。
メリット9.
オール電化(エコキュート、IH)と相性が良い
一般のご家庭でも十分経済メリットのある太陽光発電ですが、エコキュートとIH、つまりオール電化を導入しているご家庭の場合には、更に条件が有利になります。
オール電化住宅と太陽光発電の相性がいい理由は、その料金プランにあります。
一般のオール電化ではないご家庭の場合、電気料金は一日中同じ単価が適用となりますが、オール電化住宅の場合には深夜の電気代が安く、日中が高い電気料金のプランとなります。
これは、オール電化に含まれる電気給湯機(エコキュート)が夜間の安い時間帯の電気を使ってお湯を沸かして、魔法瓶のように保温をして日中に使うということができるため、一日の中で料金を変動させたほうが、お得になるからです。
深夜の安い電気料金でお湯を沸かせることはとてもお得ですが、その反面、日中は電気料金が割高に設定されているため、 日中の電気使用量が多いと請求が高額になってしまうというデメリットがあります。
しかし太陽光発電を導入すると、日中の電気代が高い時間帯は太陽光発電でつくった電気を使うことができるので、割高な電気代を払わないで済むというメリットがあります。
太陽光発電を設置すると必ずオール電化にしなければいけないわけではない
上記のようなメリットがあるため、元々ガスを導入していたご家庭でも、太陽光発電の導入を機にオール電化に切り替えるという方が多いですが、「太陽光発電を導入するならオール電化にしなければいけない」というわけではありません。
元々ガス代が安かったご家庭の場合には、オール電化の導入費用がオール電化のもたらす経済メリットを上回ってしまうこともありますし、プロパンガスの場合にはガスの解約にあたって違約金が発生してしまう可能性があります。
オール電化は機種選びも重要
オール電化と一言でいっても、エコキュート、IHのいずれも機種によって性能は様々です。
エコキュートはご家族の人数などによって適切な湯量が異なりますし、IHは日々の使い勝手も考えて選ぶ必要があります。
メリット10.
蓄電池と相性が良い
太陽光発電はオール電化だけではなく、蓄電池とも相性が良い製品です。
太陽光発電と蓄電池の相性が良い理由は3つあります。
1、災害時に太陽光発電の電気を貯めて使える
太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると、災害時に電力会社からの電気が途絶えてしまっても、太陽光発電が発電した電気を蓄電池に貯めることで電気を使うことができます。
2、電気料金プランの相性が良い
オール電化同様、蓄電池を導入すると、深夜帯が割安な代わりに日中が割高な電気料金に切り替えるのが一般的です。
日中の電気代が高い時間帯はまずは太陽光発電がつくった電気を使って、足りない分は蓄電池が放電して補うことで、電気代が高い時間帯にほとんど電気を購入する必要がなくなります。
3、固定価格買取期間終了後に自家消費割合を増やせる
太陽光発電の固定価格買取期間が終了して売電金額が下がってしまったあとも、蓄電池があれば電気を貯めて、自家消費にまわすことができます。
蓄電池は設置せずに太陽光発電単体にする選択肢もある
「太陽光発電と蓄電池は必ずセットにしなければいけない」と業者に説明されている方は多いですが、実際にはそんなことはありません。
太陽光発電を単体で設置して、設置費用を抑えるという方法もあります。
太陽光発電と蓄電池セットの提案しか聞いていないという方は、複数社の提案を聞いて、どうするのがベストか判断するようにしましょう。
メリット11.
環境にやさしい
社会的な視点に立つと、太陽光発電の最大のメリットは環境にやさしいということです。
電気代削減や、売電収入による経済メリットに注目が集まる太陽光発電ですが、本来一番の目的は枯渇性エネルギーなどによる環境負荷を低減できることです。
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)によると、結晶系シリコン太陽電池によるCO2削減効果は、1kWシステム当たり年間で314.5kg、原油削減量 は、1kWシステム当たり年間で227リットルとされています。
経済面だけでなく、環境への影響についても目を向けてみていただければと思います。
太陽光発電のメリットのまとめ
電気代が削減できる
→売電と組み合わせて「電気代実質0円」も可能。
再エネ賦課金が削減できる
→実はかなり大きな金額が節約できる。
売電収入が得られる
→太陽光発電の経済効果の約7割は売電収入。売電価格が高い今がチャンス。
一般的な投資商品と比べて収入が安定している
→年間を通せば日射量は毎年ほとんど変わらない。ローリスク。
停電しても電気が使える
→北海道地震の停電では約9割の人が太陽光発電の電気を利用
寿命が長い
→寿命は最低でも25年以上。パネル出力保証も25年間がほとんど。
夏涼しく、冬暖かい
→データでも実証済み。太陽光発電の隠れたメリット。
ZEHにつながる
→ZEH認定のためには太陽光発電の設置がマスト。
蓄電池と相性が良い
→蓄電池と太陽光発電で停電対策はバッチリ。
エコキュート、IHと相性が良い
→オール電化と組み合わせて光熱費を大幅に節約できる。
環境にやさしい
→再エネは二酸化炭素排出量を大幅にカットできる。
経済効果が大きいのはもちろんですが、災害時の安心につながるなど様々なメリットがあるのが太陽光発電です。
トライブリット電気自動車充電 V2Hスタンド
トライブリット電気自動車充電V2Hスタンド
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電気自動車をソーラーカーに。ちょっと未来の蓄電システム。
太陽光発電でつくった電気で、自宅や電気自動車の電気をほとんどまかなう暮らし方。
自宅と電気自動車の間で電気を移動させる「エレムーブ」によって、家もクルマも電気の自給自足を目指します。
4kWh(増設ユニットで8kWhに拡張可能)の電気をためられるトライブリッド蓄電システム。
毎日の通勤やお買い物にクルマを使っている方なら、
昼間発電した電気を夜間に電気自動車に電力を移動(エレムーブ) させることで、
毎日の電気自動車のエネルギーが自家製電気でまかなえます。
1.太陽光発電+電気自動車
蓄電システムがなければ発電時に余った電気をためておけないので、
通勤に電気自動車を使う方は発電した電気を昼間に充電できません。
2.トライブリッド蓄電システム
(太陽光発電+電気自動車+蓄電池)
昼間、太陽光発電の電気を蓄電池にためて、夜間に電気自動車へエレムーブ。
停電したときも蓄電システムがあれば、蓄えておいた電気が使えて安心です。
さらに、トライブリッド蓄電システム™なら電気自動車にためた電気も使うことができるので、
長期間の停電でもしばらくの間電気が使えます。蓄電池の電気を使いきっても、太陽光で発電すれば、また蓄電池に電気を蓄えられます。
トライブリッド蓄電システム™なら、太陽光パネルや蓄電池の増設、さらに後からV2Hスタンドを追加することも可能です。
ユーザーの暮らしに合わせてシステムの構成を変えることができます。
電気にはAC(交流)とDC(直流)があり、どちらかに変換するときに、失われてしまう電気(変換ロス)があります。
トライブリッド蓄電システムでは、それぞれの機器に電気を移動させる際に電気の変換をほとんど必要としないので、
つくった電気をムダなく使うことができます。
毎日のクルマのエネルギーコストは0円に。
トライブリッド蓄電システムと電気自動車を組み合わせることによって、毎日のクルマのエネルギーコストを下げることができます。
ガソリン車と電気自動車のエネルギーコストを比較してみると
通勤に自家用車をお使いの方の走行距離は月に1,000km、年間12,000km程度だと言われています。
電気自動車にすると年間119,600円節約に!
自動車保険各社推計をもとにニチコン算定 お持ちのガソリン車の燃費を12km/lとした場合の試算です。
経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査を参考(2018 年2 月) 日産 新型リーフ(JC08 モード)の場合
東京電力スマートライフプラン深夜料金を参考
さらに、トライブリッド蓄電システム™と電気自動車を組み合わせた場合
つまり・・・車のエネルギーコストが0円に!
ガソリン車と比較した場合、年間140,000円もエネルギーコストを節約!
※太陽光発電した電力を電気自動車に使用するとその分売電量が減ります。
※あくまで試算であり効果を保証できるものではありません。※天候や家庭での電気使用量によっては0円にならない場合があります。
V2Hスタンド ESS-V1
V2Hスタンド
電気自動車を大容量蓄電池としても活用できます。
系統電力からだけでなく、太陽光発電や蓄電池から電気自動車への倍速充電が可能。
また、通常時、割安な夜間電力を電気自動車に充電し、昼間は電気自動車のバッテリーに蓄えた電力を家庭に給電することで、
家計の節約につなげることもできます。停電時には、電気自動車の大容量バッテリーからご家庭に電気の供給も行えるので、
災害時のバックアップ電源としても安心です。
参考https://www.nichicon.co.jp/products/tribrid/
その他については 042-707-7701 ライブプロジェクト株式会社までお問い合わせください。
追加記事
電気自動車との連系
トライブリッド蓄電池システム
蓄電池の中には電気自動車との連携ができる「トライブリッド蓄電システム」という製品もあります。
トライブリッド蓄電システムとは、「太陽光発電でつくった電気を一時的に蓄電池に貯めておき、
電気自動車がご自宅に戻ってきてから、貯めておいた電気を電気自動車に移すことができる」という機器です。
電気自動車をお持ちのご家庭であればトライブリッド蓄電システムも一度検討してみるといいと思います。
トライブリッド蓄電システムについては以下の記事で解説していますので、気になる方は読んでみてください。
ニチコン トライブリッド蓄電システムと2019年問題の新たな解決策
V2H
トライブリッド蓄電システムとは違い、V2Hは蓄電池はありません。
V2Hは「Vehicle to Home」(ビークル トゥ ホーム)の略で、電気自動車と家をつなぐという意味で、
電気自動車の電気を家で使えるように戻す仕組みのことです。
太陽光発電とV2Hをうまく組み合わせるメリット ZEHの実現に向けて
蓄電池のこれから
2018年の北海道の大停電、2019年の千葉県の台風による長期停電と、自然災害による災害停電が現実味を帯びてきた事によって、
2019年11月からの卒FITの方々の売電からの自家消費へのスイッチとは別の動きとして蓄電池購入の流れができています。
そして卒FITの方と、この停電に備えての方の蓄電池へのニーズは明らかに違います。
卒FITの方はパワーコンディショナーの交換まで視野に入れた方が多く、容量は必要最小限に抑える傾向がありますが、
停電備えとしての購入検討の方はエアコンまで動かせることや、なるべく蓄電容量は大きいものを求める傾向があります。
蓄電池とは
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蓄電池は電気を貯める事ができる電池です。
皆さんの身の回りで使用している電気機器にも実は蓄電池が入っています。例えば、携帯電話・
ノートパソコンなどです。バッテリーに電気を貯めておき、好きな時に貯めて、好きな時に使うことができるのです。
電気料金の値上がりが続いているなか、太陽光パネルと一緒に蓄電池を導入し
電力を自家消費することで電気料金を削減するご家庭も増えてきています。また、
2018年9月6日に起こった北海道胆振東部地震では大規模な停電が起きたため、非常用電源として注目を浴びています。
① 電気料金を安くできる
蓄電池で電気料金を安くする方法は、電気料金が安い夜間に電気を蓄電池に貯めておき、
昼間にその電気を使うことです。これだけで、日々の電気料金を安くできます。
そのためには、電力会社との契約プランを変更する必要があります。「時間帯別電灯(※)」
と呼ばれる種類の電気料金プランに契約すると、昼間と夜間で電気の単価が変わります。
昼間の電気料金と夜間の電気料金の差が、経済メリットになります。
※ 東京電力の「スマートライフプラン」
② 太陽光発電と組み合わせて効率アップ!
蓄電池は、太陽光発電やオール電化と組みあわせると、より効果的な使い方ができます。
家の屋根などにつける太陽光発電は、太陽の光で発電した後、余った電気(余剰電気)を電力会社に売ること(売電)ができます。(※)
※ 固定価格買取制度(FIT制度)を使う場合
太陽光発電と蓄電池の効果で、得られる利益は「普段使っている電気料金+売電することで得られる利益」となり、とってもおトクです。
太陽光発電と蓄電池の同時導入を検討しているなら、激安価格NO.1のライブプロジェクトの利用がおすすめです。
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10kW未満の家庭用太陽光発電の場合、固定価格買取制度では、売電価格が10年間変わらないことが約束されています。
しかし、2019年には、初めて売電期間が満了となる家庭がでてきます。これを2019年問題と言います。
売電期間が終わったあとの売電価格はとても安くなると予想されています。2018年11月現在、
売電期間終了後の電気の売り先は保証されていません。
そのため、太陽光パネルを設置している家庭では、2019年以降、蓄電池を購入して電気を完全に自家消費する家庭が増えてくるでしょう。
太陽光発電の電気をムダにしたくない人にとって、蓄電池はとても役に立つ存在なのです
③ 停電時の家庭向け非常用バッテリーとして有用
あまり知られてはいませんが、日本全国では毎月300件以上の停電が発生しております。
また、この記事の冒頭でも振れましたが、大きな震災などが発生すると長期間電気が使用できなくなり、
当たり前だった日常のことができなくなります。
TVやパソコンが使えない
トイレが使えない。
寒くても暑くても、エアコンが使えない
冷蔵庫が使えない。
介護設備(電動ベット等)が使えない
IP電話が使えず、家族と連絡が取れない
携帯の充電ができずに、孤立する
赤ちゃんが熱中症・脱水症になってしまう
電気は家族の暮らしを守るために、必要なライフラインです。
停電が起きてから蓄電池の購入を考えるのではなく、非常事態に備えて蓄電池を事前に準備することで、
停電などの災害に強い家にすることができます。
家庭用蓄電池(バッテリー)を検討するなら今!
蓄電池は、蓄電池メーカーの努力やその普及に伴って価格が下落していくでしょう。そのとき、
太陽光発電への補助金と同じ経緯をたどるなら、ある程度普及がすすみ、価格低下が十分に進んだと
判断されれば、蓄電池への補助金は再び打ち切られるでしょう。
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太陽光発電・蓄電池・電気自動車
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10年間の買取期間が終わった後、これまでのように優遇された価格で売電することは難しいため、
太陽光発電の電気を「余らせて売る」という考え方から、
「うまく活用する」という考え方に頭を切り替える必要があります。
太陽光発電の電気を「ムダにしない」だけでなく、「災害対策」として、蓄電池の導入をするご家庭が急増しています。
増えている停電リスク
自然災害による大規模停電が増えています。
大切なご家族の健康と安全が脅かされます!
お年寄りや小さなお子様、ペットのいるご家庭はさらにリスク大!
もしもの時に家族を守る蓄電池
今、蓄電池の価格はお求めやすくなりました!
「停電保険」とも言える蓄電池は、
生命保険や 自動車保険と比較しても決して高くない価格です。
しかも!
蓄電池は自分で稼いでくれます
年々高くなる電気料金
この先の電気料金が高くなる
東日本大震災後5年間で電気代は25%も上昇
蓄電池導入で補助金を受けられる
蓄電池が稼いでくれることも計算に入れると1日あたり
コーヒー1杯分程度の費用で、停電リスクから家族を守ってくれます!
「蓄電池?まだまだ高いでしょ?」
そう思っている方も多いですが、ここ数年で蓄電池の価格は大幅に下がりました。
今では太陽光発電を設置しているのであれば、蓄電池もセットにするのが、 「標準」となってきています。
蓄電池を導入する方が急増しているのはご存知でしょうか?
これまでも堅調に推移してきた蓄電池市場ですが、以下のような背景から、ここ数年でその勢いがますます加速しました。
蓄電池の導入が急増している背景
2019年11月に初めて、10年間の固定買取期間が終了する人が53万人も出てきた。(いわゆる2019年問題)
2019年に国の蓄電池補助金が復活(4年ぶり)。2020年度も補正予算による支給あり。
製品ラインアップが増えて、あらゆるニーズに応えられるようになった。
自然災害による大規模停電の増加で、災害対策としての需要が高まった。
太陽光発電を設置しているのであれば、蓄電池を導入するのが「あたりまえ」になってきています。
卒FIT後は太陽光発電の売電価格が大幅に安くなる
住宅用太陽光発電は設置してから10年間、固定買取制度によって、高い価格で売電することが確約されています。
しかし、この固定買取期間が終わった後は、
経済産業省※の資料によると、2019年10月時点で確認できる各社の買取メニューの中央値は9.3円kWhで、
従来の48円/kWhと比較すると、大幅に売電価格が安くなることを受け入れなければなりません。
※令和2年度の調達価格等に関する意見(案)|経済産業省資源エネルギー庁
以下の表では、各電力会社が発表している卒FIT後の電力買取価格と、卒FIT後に経済メリットがどれぐらい減少するかをまとめています。
卒FIT後の方向性①
なにもしない(そのまま売電)
卒FITを迎えても、「特になにもしない」という方法です。
先ほども書いたように、特に何もしなかった場合、売電価格が9.3円/kWh程度まで下落する分がそのまま経済メリットを下落分となりますので
、少しもったいないと言えるでしょう。
卒FIT後の方向性②
「生活スタイルを変えて」自家消費を増やす
太陽光発電の電気を自家消費するために生活スタイルを見直すという方法です。
卒FIT後の売電価格は9.3円/kWh程度なのに対して、電力会社から購入する電気の金額は26円/kWh程度ですので、
太陽光発電が発電した時間帯に電気を使って、夜間などに電力会社から購入する電気を減らすのは合理的と言えるでしょう。
しかし、ほとんどの人の場合、ライフスタイルを変更することは簡単ではないと思いますので、
これは現実的に難しいのではないかと考えられます。
卒FIT後の方向性③
「蓄電池で賢く」自家消費する
蓄電池を使って自家消費をするという方法です。
日中に太陽光発電が発電した電気で、使わずに余った分は蓄電池に貯めておきます。
夕方以降の太陽光発電が発電をしていない時間帯にも、蓄電池に貯めておいた電気を自由に使うことができますので
生活スタイルを変えることなく、無理せずに太陽光発電の電気を有効活用することができます。
卒FIT後も、無理せずお得に太陽光発電の電気を使いたいと考えるのであれば、蓄電池を導入するのは非常に有効な選択肢ということです。
蓄電池の3つのメリット
蓄電池のメリット①
停電時に電気が使える
蓄電池があれば、停電が起きたときにも太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて、必要な時に使うことができます。
例えば、蓄電容量7.2kWhの蓄電池がフル充電の状態であれば、以下の電子機器を12時間使用し続けることができます。
(フル充電は3時間程度で完了します。)
停電時に電気を使えないとどれぐらい困るのかというのはなかなかイメージしにくいと思いますが、
電気が使えないとどんなことが起こるでしょうか。
例えば冷蔵庫が使えずに食品が全て腐ってしまうかもしれませんし、携帯電話の充電ができずに連絡が途絶えてしまうかもしれません。
赤ちゃんのいる家庭であれば、お湯を沸かすことができずにミルクが作れないということも考えられます。
実際に北海道のブラックアウトを経験した方の中には、蓄電池の必要性を強く感じ、すぐに蓄電池を購入した方もいました。
実際に災害が起こる前に蓄電池を導入しておくのは賢明な判断と言えるはずです。
蓄電池のメリット②
太陽光発電の電気を自家消費できる
蓄電池があれば、太陽光発電でつくった電気の自家消費比率を高めることができるというメリットがあります。
先ほど説明した卒FITのケースはもちろん、これから太陽光発電を導入する人は売電価格よりも電力会社から購入する
電気の方が割高になりますので、 蓄電池を導入して自家消費比率を高めたほうがお得になります。
蓄電池のメリット③
深夜の割安な電力を使うことができる
一般的に蓄電池を導入すると、電力会社との契約を深夜料金が安いプランに変更します。
(オール電化を導入済みの方は既にこのようなプランになっているはずです。)
太陽光発電で貯めた電気を夜に使うだけでなく安い深夜電力をさらに貯めて、太陽光発電がまだ動き出さない
朝の時間帯に使うことで2つめの経済メリットを得ることができます。
家庭用蓄電池の補助金
蓄電池を検討する際に必ずチェックしておきたいのが補助金情報です。
補助金は大きく、国のものと地方自治体のものに分かれます。
2020年度 家庭用蓄電池 国の補助金
2020年度は国から蓄電池の補助金が用意されています。
2020年度 家庭用蓄電池 地方自治体の補助金
地方自治体も家庭用蓄電池の補助金を用意している場合があります。
確認の方法がわからないという場合には、ライブプロジェクトまでお気軽にお問い合わせください。
その他については 042-707-7701 ライブプロジェクト株式会社までお問い合わせください。 http://live-project.net
家庭用蓄電池メーカーの選び方
いざ蓄電池を検討しようと思うと、次に考える必要があるのがメーカー・機種選びです。
家庭用蓄電池は、価格以外にもメーカーや機種ごとに以下のような違いがあります。
家庭用蓄電池 メーカー・機種選びのポイント
太陽光発電と連携可orスタンドアローンタイプ
蓄電容量
サイクル寿命
特定負荷型or全負荷型
メーカー選びのポイント1
太陽光発電と連携可orスタンドアローンタイプ
蓄電池には太陽光発電と連携できるタイプの製品と、太陽光発電とは連携せずに電力会社から供給される電気だけを蓄電できる
スタンドアローンタイプの製品があります。
太陽光発電を導入する方は太陽光発電と連携できるタイプの製品を選ぶ方がほとんどですが、
マンションなど太陽光発電を設置するのが難しい環境なのであればスタンドアローンタイプを導入するという選択肢もあります。
メーカー選びのポイント2
蓄電容量
家庭用蓄電池の電気を貯めることができる容量はメーカー・機種ごとに異なります。
平均的な容量は5~7kWh程度ですが、大型のタイプでは10kWhを上回る機種もあります。
どれぐらいの容量を選ぶかについては、災害時にどれぐらい電化製品を使いたいかによって判断します。
当然、蓄電容量が多い機種ほど設置費用が高くなる傾向がありますので、費用対効果を考えて機種選定をしてください。
メーカー選びのポイント3
サイクル寿命
メーカーや機種によって大きく異なるのがサイクル寿命です。
蓄電池は充放電を繰り返すことで徐々に蓄電可能容量が少なくなっていきます。
これをサイクル寿命と言います。
例えば、シャープのクラウド蓄電池システムの場合、約12,000回の充放電を繰り返しても初期の約70%の容量を維持できるとされています。
スマートフォンを使っている方なら、スマートフォンの充電の「持ち」が徐々に悪くなることを実感しているのではないかと思います。
これはまさにサイクル寿命が減っているということです。
サイクル寿命はメーカーや機種によって異なりますので、選ぶ際の一つのポイントとなります。
住宅用「クラウド蓄電池システム」を発売|シャープ
メーカー選びのポイント4
特定負荷型or全負荷型
メーカー・機種選びのポイントとして、あまりよく知られていないのが特定負荷型と全負荷型の違いです。
特定負荷型とは、停電時にあらかじめ選んでおいた回路に限定をして電気が使える蓄電池です。
例えば、一階の照明や冷蔵庫を選んでおいたとすると、停電時に一階の照明や冷蔵庫を使うことはできるものの
、二階のパソコンは使えない、といった具合です。
一方の全負荷型の場合には、停電時にも原則的に全ての電化製品を使うことが可能です。
現在市場に流通している蓄電池の大半は特定負荷型ですが、伊藤忠商事のSmartStarLや、
4Rエナジーのエネハンドといった製品は全負荷型です。
特定負荷型に比べて全負荷型は高額になりますので、停電時の安心をどこまで求めるかでご判断ください。
蓄電池のメーカー選びについて、更に詳しく知りたい方はライブプロジェクトまでお気軽にお問い合わせください。
蓄電池を後付けする時の注意点
既に太陽光発電を設置済みで、これから蓄電池を後付けする方への注意点
メーカー保証が切れないかどうか確認する
既存の太陽光発電と蓄電池が連携できるか確認する
2019年問題対象者の方など、既に太陽光発電設置済みで蓄電池を後付けする場合には、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。
例えば、既に設置している太陽光発電と異なるメーカーの蓄電池を設置する場合、太陽光発電の保証が切れてしまう可能性があります。
その逆に、同一メーカーの蓄電池をつけることで、太陽光発電の保証期間を延長するという戦略をとるメーカーもでてくるかもしれません。
いずれにしても蓄電池を後付けするときには保証面の配慮が必要です。
また、蓄電池と既存の太陽光発電に互換性があるかどうかも確かめる必要があります。
蓄電池後付けの機種選びはかなりややこしく、全てのメーカーの蓄電池が無条件に選べるわけではありません。
ご検討中の方はライブプロジェクトまでお気軽にお問い合わせください。ご相談いただければ、
蓄電池に精通したアドバイザーが無料でアドバイスします。
蓄電池を太陽光発電と同時導入の時の注意点
蓄電池の保証年数を確認する
蓄電池の容量、性能も確認する
現在、太陽光発電システムの購入を検討している方がセットで同時蓄電池を購入しようとする場合にも
気を付けなければならないポイントがあります。
太陽光発電システムの保証年数はパネルが25年、パワーコンディショナーなどそれ以外の機器が15年が最近の相場になってきています。
しかし、蓄電池の保証年数は10年が相場です。
停電時はもちろんその力を発揮してくれますが、固定買取期間が終了した10年後のいわゆる卒FITの時期に保証が10年では切れてしまいます。
有償にはなりますが、5年の延長保証を用意しているメーカーも多いので確認するようにして下さい。
また蓄電池の容量の種類が限られていますので、太陽光発電のメーカー比較をする際に、忘れずに同じく
各メーカーの蓄電池の性能もチェックすることが大事です。
電気自動車との連系
トライブリッド蓄電池システム
蓄電池の中には電気自動車との連携ができる「トライブリッド蓄電システム」という製品もあります。
トライブリッド蓄電システムとは、「太陽光発電でつくった電気を一時的に蓄電池に貯めておき、
電気自動車がご自宅に戻ってきてから、貯めておいた電気を電気自動車に移すことができる」という機器です。
電気自動車をお持ちのご家庭であればトライブリッド蓄電システムも一度検討してみるといいと思います。
トライブリッド蓄電システムについては以下の記事で解説していますので、気になる方は読んでみてください。
ニチコン トライブリッド蓄電システムと2019年問題の新たな解決策
V2H
トライブリッド蓄電システムとは違い、V2Hは蓄電池はありません。
V2Hは「Vehicle to Home」(ビークル トゥ ホーム)の略で、電気自動車と家をつなぐという意味で、
電気自動車の電気を家で使えるように戻す仕組みのことです。
太陽光発電とV2Hをうまく組み合わせるメリット ZEHの実現に向けて
蓄電池のこれから
2018年の北海道の大停電、2019年の千葉県の台風による長期停電と、自然災害による災害停電が現実味を帯びてきた事によって、
2019年11月からの卒FITの方々の売電からの自家消費へのスイッチとは別の動きとして蓄電池購入の流れができています。
そして卒FITの方と、この停電に備えての方の蓄電池へのニーズは明らかに違います。
卒FITの方はパワーコンディショナーの交換まで視野に入れた方が多く、容量は必要最小限に抑える傾向がありますが、
停電備えとしての購入検討の方はエアコンまで動かせることや、なるべく蓄電容量は大きいものを求める傾向があります。